加齢臭が出てるかも?と思った時におすすめの飲み物は?
一見、加齢臭と飲み物は関係がなさそうに思えます。
しかし、口臭をはじめとする体臭がひどくなれば加齢臭を悪化させますし、逆に、加齢臭対策にいい成分を飲み物から摂ることができるなど、相関が考えられます。
そこで、朝、昼、夜とそれぞれに飲むものについて、加齢臭対策としてはどの選択がおすすめなのか、NGなのかを紹介します。
まず朝起きてすぐに飲む方も多い「水」は、加齢臭にとって悪いものではありません。
体の中にしっかり水分を入れ、気持ちのいい汗をかくことは、汗腺機能を高めて体臭対策になります。
飲み過ぎるとお腹が冷えることがあるので、コップ1杯程度にしておきましょう。
朝の牛乳も、コップ1杯程度なら大丈夫ですが、飲み過ぎは良くありません。
動物性タンパク質である牛乳は腸内で消化しづらく、悪玉菌が増えて体臭が強くなりがちなのです。
牛乳と似たものでは、抗酸化力とともにホルモンバランスの調整を期待できる「豆乳」がおすすめです。
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朝のジュース、そして昼間の飲み物は?
朝の野菜・果物ジュースも、加齢臭対策に向いています。
野菜や果物には、抗酸化力が高いビタミンCやビタミンE、βカロテンといった栄養が豊富です。
ただし市販の場合、ジュースに含まれる糖分の摂りすぎには注意しましょう。
朝と言わず、仕事の合間や休憩中、ランチなどでも飲む方が多い「コーヒー」は、加齢臭にとってどうなのか、気になるところです。
コーヒーにはカフェインと油分とが含まれており、そのため体内で脂の酸化が進んで、加齢臭には良くないと考えられています。
油分と言っても微量なので、1日にカップ2杯程度であれば問題ありませんが、ひっきりなしに飲み続けたり、牛乳を加えると臭いが発生しやすくなります。
ランチで選ぶ飲み物では、緑茶がおすすめです。
緑茶成分は、消臭剤などにもよく利用されていますが、緑茶に含まれるカテキンやポリフェノールが抗酸化力をサポートし、加齢臭対策の飲み物としても力を発揮します。
使った茶殻はよく乾燥させて、部屋の防臭剤としても利用できます。
夜の飲み物、アルコールはどう選ぶ?
そして夜の飲み物と言えば、アルコールを選ぶ方もいますよね。
基本的にアルコールは、体臭を強めがちです。
アルコール成分は肝臓でアセトアルデヒドに分解され、さらに分解が進んだ後に排出されていきますが、飲み過ぎたり肝機能が低下していると、分解しきれないアセトアルデヒドが血液に混じってしまい、体臭の元になります。
アルコール分解の過程で酸化が進んだり、発汗が促されることもまた、加齢臭を強めることにつながります。
お酒の量は、自分にとってほろ酔い状態の適量にとどめ、休肝日を設けましょう。
お酒の種類では、抗酸化力の高いポリフェノールが豊富な赤ワインやウィスキーを、炭酸で割るのがおすすめです。
おつまみは、加齢臭を強める脂っこいものを避け、抗酸化力アップを期待できる枝豆や生ナッツ、緑黄色野菜を使った料理、お肉であれば豚肉の焼き料理を選ぶようにしてみてください。
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加齢臭対策では、シャワーを浴びるだけの入浴はおすすめできません。1日1回は湯船に浸かって汗腺を鍛え、汚れを落としリラックスすることが大事です。あがったら十分に乾燥させましょう。
日本人は体質的、食生活的に体臭が弱めで、外国人よりも加齢臭を気にしやすいと言われています。核家族化などの社会背景も、臭いが気になる一因になっていると思われます。積極的に加齢臭や口臭などの体臭予防に取り組みましょう。
加齢臭対策のスプレー商品が販売されていますが、手頃な価格でスプレーを手作りすることもできます。消臭に重宝される重曹に爽やかな香りをつけたり、ミョウバンや茶カテキンのスプレーがおすすめです。
加齢臭と老人臭とでは、においの正体やその原因が異なり、老人臭は色々な体臭の複合臭です。2つの体臭には、「生活習慣の見直し」が対策になる共通点があり、なかでも抗酸化力を意識するのがポイントです。
体臭ごとに臭いやすい年代や場所、臭いの性質が異なり、これが見分け方のポイントになります。加齢臭は40~50代を中心に、頭部や顔、胸、背中から、ロウソクや古本の臭いがします。生活の見直しと抗酸化力でケアしましょう。