体臭の防ぎ方をまとめてみました！

こちらのページでは体臭（汗のニオイ）の正しい対策方法をお伝えします。
あなたのエチケットケアの参考になれば嬉しいです。

体臭が発生する２つの経路

体臭を効果的に抑えるためには、
まずはその原因を知ることが大切です。

加齢臭の原因がノネナールという物質１つなのに対して、
体臭は不特定多数のガスが原因と言われています。

皮膚の表面で細菌が繁殖したり、皮脂や老廃物が腐敗することで、
アンモニア、低級脂肪酸、アルデヒド類、アミン類などが発生します。

また、腸の中で発生した悪臭物質が血液中に入り、
体の表面から出てくることも、体臭の原因物質になります。

ですから、「皮膚の表面」「腸内」の２つの経路に対して、
対策をするのが効果的です。

３種類の体臭対策

体臭対策は大きく分けて３種類あります。

1. 皮膚の表面のニオイを消す
 2. 良い香りでマスキングする
 3. 腸の中で悪臭が発生するのを防ぐ

という３種類です。

順番にご説明させていただきます。

1. 皮膚の表面のニオイを消す

皮膚の表面での消臭を目的とした対策です。

ニオイ物質を中和する
表面の雑菌を殺菌する
汗が出るのを防ぐ

というのが代表的な方法になります。

ミョウバンや柿渋、植物抽出エキスなど、が体臭対策の代表的な成分です。

2. 良い香りでマスキングする

マスキングというのは、「ごまかす」という意味です。

香水を体に付けることで、ニオイを感じさせなくするのが目的です。

マスキングは即効性がありますが、

香水の中には体臭を強めるものがある
香水を付け過ぎると、相手が不快に思うことがある

という点に関しては注意が必要です。

付ける場所を限定し、１～２プッシュを目安に、使用するのがよいでしょう。

3. 腸の中で悪臭が発生するのを防ぐ

体臭を根本的に防ぐために役立つアプローチです。

腸の中には「腸内細菌」が住んでおり、善玉菌と悪玉菌に分かれています。

乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は酵素やビタミンを作り出し、健康に役立ちます。

これに対して、大腸菌やウエルシュ菌などの悪玉菌、
有毒物質や悪臭を放つガスを出し、体に悪影響を及ぼします。

そして、どんな生活習慣を送っているかによって、

「善玉菌が多くなるのか、悪玉菌が多くなるのか」が決まってきます。

野菜や食物繊維を中心とした健康的な食生活を送り、
きちんと運動をしている場合、善玉菌が多くなります。

これに対して、

肉類や油物ばかりを食べ、運動や睡眠が不足していると、
悪玉菌が増えてしまいます。

悪玉菌が増えると、有毒ガスや悪臭物質が発生し、
それが腸から吸収され、汗として出てきます。

ですから、腸内環境を整えることによって体臭がやわらぎます。

腸内環境を整え、体臭をケアするためには、

乳酸菌やオリゴ糖などを摂取するのが手軽ですし、
長期的な健康維持にも役立ちます。

体臭ケアのサプリメントの種類

エチケットケアのサプリメントは、
２種類のタイプがあります。

１つ目のタイプは、

「腸内で発生した悪臭物質を中和する」
というタイプのものです。

シャンピニオンエキスやパセリ種子エキスなどが、
悪臭物質に対抗する成分として代表的です。

個人差がありますが、このタイプのサプリメントは、
比較的早く変化が出ることが多いです。

２つ目のタイプは、

「腸内の環境を整えることで、結果的に悪臭が出なくなる」
というタイプのものです。

このタイプのサプリメントは、

「長期的な健康維持にも役立つ」というのが
大きなメリットです。

主成分としては乳酸菌やビフィズス菌が主体となりますが、
１つだけ注意すべきことがあります。

それは、

「乳酸菌が腸に届くかどうか」

というポイントです。

腸内環境を整えるために、
ヨーグルトを食べる方がおられますが、

実はヨーグルトに含まれる乳酸菌の大半は、
胃酸で死滅してしまいます。

乳酸菌を腸まで生きたまま届かせるためには、
胃酸で死滅しない乳酸菌を摂取するのが良いでしょう。

エチケットケアのサプリメントを活用する際には、
ご自身に合ったタイプを選ばれるのが良いでしょう。