どんな臭いなのか？
「加齢臭がする」と言われて嬉しい人はいないでしょう。
加齢臭とは、最近よく使われるようになった言葉ですが、もうかなり一般にも浸透したのではないでしょうか。
では、加齢臭とは具体的にはどのような臭いかご存知でしょうか。
自分からどのような臭いがしたら、加齢臭なのでしょうか？
体臭というものにはいろいろなものがあります。
汗臭い匂いや思春期独特の臭い、ワキや足の臭いなどさまざまです。
加齢臭もそれらの体臭の一種ですが、加齢臭の原因は他の体臭と違い、原因物質が特定されています。
それはノネナールという物質です。
ノネナールは皮脂腺から分泌されるパルミトオレイン酸が過酸化脂質と結合してできます。
このノネナールは脂臭くて青臭い臭いを発します。
このため、加齢臭は古いタンスや雑誌、ブルーチーズ、ろうそく、押入れの中の臭いなどに例えられます。
自分から加齢臭が…？
自分から加齢臭が出ているかどうか、自分で確認したい方は多いと思います。
しかし、自分でそれを判断するのは少し難しいかと思います。
なぜなら、嗅覚は慣れるという特徴があるからです。
ニオイはある日突然発生するものではなく、時間と共に気が付かない間に徐々に発生します。
ですから、知らない間に自分のニオイに慣れてしまい、分からなくなってしまっているという場合が多いです。
つまり、自分のニオイがどんな臭いなのかを客観的に判断するのは難しいです。
別の人にニオイをかいでもらい、判断してもらうという方法もあります。
ただ現実的には頼みづらいですし、頼まれた方も言いづらいものです。
加齢臭を心地よいと感じる事はあるのか？
ある程度の年齢になってくると、自分から加齢臭がしていないか気になるものです。
それは、加齢臭をみんなが嫌っていると思うからです。
加齢臭を心地よいと感じる人がいれば、加齢臭を気にすることなく、むしろ堂々としていられるのではないでしょうか。
ニオイの好みは人それぞれです。
クサヤの臭いが大好きで食欲をそそるという人もいますし、ブルーチーズの香りが大好きという人もいます。
ですから、100％全員が加齢臭を嫌いだとは言い切れませんが、好きな人は少ないでしょう。
ある雑誌のアンケートでは、加齢臭を好きな人はわずか2％、どちらとも言えないという人も10％で、9割近い人が加齢臭を嫌いだと答えています。
加齢臭は、皮脂腺から出る脂肪酸が過酸化脂質によって酸化してできる物質を原因としています。
その臭いは古いタンスの臭いやろうそく、押入れの中など、油臭くて青臭い臭いに例えられます。
このような臭いが好きという人はかなり変わっているのではないでしょうか。
加齢臭を「お父さんみたいでほっとする」という女性もいます。
しかし、アンケートによるとそのようなお世辞を言ったことがあるという人が9割いるそうです。
加齢臭を放置してはいけませんね。
女性から見て、男性の加齢臭はどのように映る？
誰もが気になる加齢臭。
自分では自分の臭いに気づきにくいのでより一層他人にどう思われているのかが気になります。
特に、男性は女性にどう思われているのかが気になるのではないでしょうか。
女性は、男性よりも背が低いことが多く、加齢臭の発生元の耳の後ろから首筋辺りがちょうど鼻の高さになることがあります。
そのため、女性の方が男性の加齢臭に敏感だとも言われています。
その加齢臭を女性はどのように思っているのでしょう。
ある雑誌のアンケートでは、加齢臭が苦手という人は9割にものぼり、男性の不快な臭いもワキガの11％を抑えて加齢臭が80％とダントツでトップでした。
これは、主に20代から40代の女性を中心に集計したアンケートだそうです。
少し偏り過ぎている気もしますが、女性が男性の加齢臭に対してあまりいい印象を持っていないのは確かでしょう。
そして、さらに女性が嫌っているのがその加齢臭をごまかすためにきつめの香水などの他の香りを付けることです。
よほど香水の扱いに慣れていないと、臭いが混じり合って異様な臭いを放ってしまいます。
加齢臭が気になりだしたら正しい対策を講じましょう。
加齢臭を強める香水やスプレーなど
加齢臭をごまかすために香水やスプレーを使っている人も多いのではないでしょうか。
加齢臭は嫌な臭いなので、何もしないよりは良い香りでマスキングすれば多少ましになると思う気持ちは分かります。
しかし、香水の種類によっては加齢臭を強めてしまう結果にもなるのです。
そもそも、加齢臭のニオイを香水やスプレーなどの臭いでごまかす行為自体が嫌われる行動なのです。
無臭のものに香水をかけるなら、香水の良い香りだけを楽しむことができるでしょう。
しかし、加齢臭の臭いがするところに香水を使うとニオイが混ざり合って異様な臭いになってしまいます。
臭いを混ぜ合わせて良い香りにするのは、とても高度な知識が必要なのです。
それを知らずに安易に香水を使用すると、余計に周りの人に嫌がられてしまいます。
特に、白檀やムスクの香りは加齢臭の臭いを強めるそうですから、要注意です。
しかし、香水やスプレーの中には加齢臭用に調合されたものもあります。
加齢臭の成分であるノネナールを中和する効果があり、効率よく臭いを消すことができます。
これなら、香水のことをよく知らない人でも安心して使うことができますね。
加齢臭を消す為には？
ここまで加齢臭の臭いについてご説明させていただきました。
加齢臭は、脂肪分の酸化によりノネナールという物質が発生する事によって起こります。
この酸化を抑える事によって加齢臭に対抗することができるのです。
酸化を抑える為には・・・
・有酸素運動により酸化をブロックする
・抗酸化物質を多く含む食材を日頃から摂取するよう心掛ける
・食事で摂取が難しい場合はサプリメントを活用する
・・・などがございます。
有酸素運動にはジョギングやスイミング等があります。
毎日運動するのが難しい方は、週１日でも運動する日を作ると良いかもしれません。
抗酸化物質とはビタミンＣやＥ、カテキン、リコピン等が有名です。
しかし、○○の栄養素を摂取しよう！と思っても、何の食材が必要か、どう調理すべきか・・・等
毎日考えるのは難しいかもしれません。
簡単に申し上げますと、肉類を控えて野菜や魚を多く摂取する。
主に和食を心がけると、ビタミンCやビタミンEなどの酸化を抑える栄養素が多く摂取できます。
毎日の食事を考えるのが難しい、面倒・・・という方にはサプリメントをおすすめします。
サプリメントでは１日に決まった量の抗酸化物質をコンスタントに摂取できます。
更に、コエンザイムＱ１０やアスタキサンチン等の食事からでは摂取できない、ビタミンＣやＥよりも抗酸化作用の強い物質を簡単に摂取できます。
この記事のまとめ
この記事では加齢臭はどんな臭いなのか、そして対策法についてご紹介させていただきました。
１、加齢臭はノネナールという物質が原因で発生します。
２、加齢臭の臭いは古いタンスや雑誌、ブルーチーズ、ろうそく、押し入れの中の臭いなどに例えられます。
３、加齢臭が出ているかどうかを自分で判断するのは難しいです。
４、加齢臭は９割近い人が苦手と感じています。
５、加齢臭を抑える為には「有酸素運動」「食生活の見直し」「サプリメントの活用」等を心掛けると良いです。
食生活の改善や有酸素運動などについて、さらに詳しく知りたい方は、その実際の方法を無料メールマガジンでもご紹介させて頂いておりますのでご参考になさってください。
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