加齢臭サプリに配合される抗酸化物質とは？
加齢臭向けのサプリに配合される成分と言えば、バラの香りや柿渋、緑茶エキスなどがよく知られています。
バラの香り成分は、サプリのほか体臭対策スプレーなどにも利用されていますし、抗菌・消臭の働きで注目される柿渋や緑茶カテキンは、加齢臭対策石鹸などに配合される身近な成分です。
一口に「加齢臭対策」といっても、そのアプローチ方法は様々です。
バラの香りは、芳香で体臭をカバーしようとする方法であり、柿渋やカテキンは、におい物質を変化させることで嫌な体臭を対策しようとする方法です。
これらの方法に共通するのは、「既に発生した加齢臭に対するケア」である点であり、もうひとつ、「加齢臭の発生そのものを減らすケア」があります。
それが、サプリで抗酸化物質を摂取し「抗酸化力を高める」という方法です。
加齢臭の原因であるにおい物質「ノネナール」の発生には、酸化反応が深く関係します。
そこで酸化反応その物にアプローチし、加齢臭発生をブロックしようということを狙いにしています。
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加齢臭サプリの抗酸化物質・カロテノイドとは？
美容系サプリメントで摂取する抗酸化物質では、ビタミン類が広く知られていますね。
もちろんビタミンもいいですが、加齢臭対策で注目したいのは、高い抗酸化力で知られる「カロテノイド」です。
カロテノイドには、βカロテンやリコピン、ルテイン、アスタキサンチンなどがあります。
βカロテンは、ニンジンやパプリカなど、黄色やオレンジ、赤色の野菜、果物に含まれる抗酸化物質です。
同じ赤の野菜でも、トマトの栄養として代表的なのがリコピンで、次にルテインは、緑色のほうれん草に豊富に含まれています。
このように植物性のカロテノイドは豊富にある一方で、希少なのが、動物性カロテノイドのアスタキサンチンです。
エイジング化粧品に配合される抗酸化物質として、広告などで名前を目にすることがあるかと思います。
このアスタキサンチンは、サケやエビなど、赤色の魚介類に含まれています。
栄養を補い、若々しさにつながる加齢臭サプリ
このように、カラフルな野菜、果物、魚介類など、色々な食材から摂取できるカロテノイドですが、普段外食が多い場合や、どうしてもビタミンやカロテノイドが不足しがち、という時に、栄養として補うことが出来る加齢臭サプリがあります。
抗酸化物質が酸化をブロックすることで、加齢臭発生の対策だけでなく、体の酸化、つまり老化をブロックする力を期待できます。
中高年を過ぎても若々しく、元気に過ごすことができ、同時に「おじさんの臭い」とも言われる独特の体臭をケア出来るのは嬉しいですね。
加齢臭対策のサプリといってもその成分や目的は商品によって様々で、それぞれに特徴や強みがあります。
また、成分と体質との相性があり、飲めば誰でも実感できるという性質のものではありません。
このような点を理解したうえで、自分にとって必要な体臭ケアができる商品を上手に取り入れ、満足できる加齢臭対策を探してみてください。
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この記事を読まれた方にオススメの情報5選
加齢臭がどんなものか分かれば的確に対策ができます。加齢臭は皮脂腺から発生するにおい物質で、40～50代頃に男女関係なく発生する青臭い体臭です。脂質や脂肪酸の蓄積や酸化反応を減らすのが対策のポイントです。
加齢臭はどんな臭いかというと、酸化した油や古臭い、黴臭い、青臭いにおいなどと例えられ、耳の後ろや枕カバーの臭いで有無を確認できます。加齢臭以外の体臭もあり、臭いの原因に合った対策が大事です。
加齢臭が遺伝するかどうかは分かっていません。ただし、親子の生活習慣が似ることで同じような体臭が発生したり、洗濯などで繊維間の臭いが移ってしまう可能性があるため、体臭確認、対策を心がけましょう。
加齢臭は中高年に起こりやすい体臭ではありますが、不快なほど強まってしまうのは健康的に要注意であり、身だしなみへのケアが足りない可能性もあります。仕方ないと思わずに、自分のためにも前向きにケアに取り組みましょう。
「加齢臭を含め体臭全般に」というサプリと、加齢臭に特化したサプリとでは、配合されている成分の特徴が異なっていて、後者では抗酸化力に注目した成分が主となっています。目的や体質に合わせて選ぶようにしましょう。
