ボディソープでの加齢臭対策、効果はあるの？
テレビで流れるボディーソープのCMで、「男の香り対策」「体臭を洗い流す」といったフレーズを聞いて、「ドキッ」とした経験はありませんか？
自分もこれを使った方がいいのかな・・・と思って、商品名が頭に残ったという方、実際に商品を手にしたという方もいることでしょう。
40代を過ぎる頃、誰しも気になってくるのが加齢臭です。
その対策として、普段から体を洗っているボディソープを変えてみようとする方は多いと思います。
実際に「加齢臭によい」「体臭対策」「汗の臭いを消す」と謳うボディソープが、色々と販売されています。
抗酸化力を利用した柿渋やミョウバン、緑茶のカテキン、ポリフェノールを配合したもの、消臭力があるという銀イオンや炭を利用したもの、そのほかの香料で加齢臭を目立たなくするもののほか、爽快感や保湿力をプラスした商品が見られます。
これらの商品に共通しているのは、一般的なボディソープよりもかなり値段が高めという点です。
毎日たっぷりと使いたいボディソープに、継続して数千円払えるかどうかは、家計にとって無視できないポイントです。
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ボディソープで日中の加齢臭ケアは難しい
「ボディーソープで加齢臭対策ができるのか」という疑問ですが、確かに使った直後は体がスッキリし、石鹸のいい香りがしていることと思います。
とはいえ、石鹸成分はお湯で既に洗い流されていて、その後1日中、体臭を保護してくれるだけの力があるとは考えられません。
お風呂を出た直後から、加齢臭発生を促す皮脂が分泌され始めているのです。
肌を清潔に保つことは加齢臭対策に欠かせませんが、ボディソープの内容にそこまでこだわる必要はなく、家族と同じ、普段使いの商品で十分と考えられます。
より重視するべきは、加齢臭そのものの発生を抑えるための「体の中からの対策」です。
抗酸化力の高い食事を心がけたり、適度な運動で汗を流す時間をつくる、ストレスを溜めないといった生活習慣のほか、抗酸化物質をカプセルに配合した加齢臭用のサプリメントを利用するという手もあります。
ボディソープの内容よりも使い方に注意
ボディソープでは、その種類よりも使い方に気を配るようにしてみてください。
まずは十分に泡立てます。
高価な商品を少しずつ使っては十分な泡立てが難しいですから、この点でも普段使いできるものがいいですね。
その泡を使って優しく洗っていきましょう。
臭いを消そうと、タオルなどを使ってゴシゴシ擦ると、必要な皮脂が取れてしまって、その結果余計な皮脂分泌を促して加齢臭を強めてしまいます。
手で洗っても、汚れは十分に落とせます。
このとき、皮脂腺が多い部分をより丁寧に洗うように心がけましょう。
耳の後ろや首筋、顔のTゾーン、背中、胸といった部分です。
そのほか、わきや足の裏といった臭いの気になるところも、もちろん丁寧に洗ってください。
加齢臭対策は何か一つのグッズに頼ればOK、というものではなく、生活の中の見直すべきポイントで、加齢臭に良いもの、方法を選び、総合的に対策していくことが大切です。
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この記事を読まれた方にオススメの情報5選
加齢臭はどんな臭いかというと、酸化した油や古臭い、黴臭い、青臭いにおいなどと例えられ、耳の後ろや枕カバーの臭いで有無を確認できます。加齢臭以外の体臭もあり、臭いの原因に合った対策が大事です。
加齢臭改善の方法は、身近な生活の中にあります。食生活の見直しや、運動習慣をつけることで加齢臭が出にくい体質を目指すことができます。加齢臭対策サプリの服用も、すぐに取り組みやすい対策方法としておすすめです。
加齢臭が出にくい体質を作るには、食事の見直しが欠かせません。脂質が多い食事を控え、抗酸化力の高い食材を取り入れること、和食中心にするのがポイントです。抗酸化力は加齢臭サプリで補うことができます。
中高年男性向けの加齢臭グッズが宣伝されていますが、ネットの評価では女性から人気が高いグッズが多く見られます。いずれもある程度コストがかかるので、臭いの発生自体を抑えることも考えましょう。
体臭の中でも気にする人が多い口臭は、唾液量が減少する加齢臭の世代で特に強まる傾向があり「お口の加齢臭」とも呼ばれています。スマホによって口臭が悪化することもあり、きちんと予防、対策しておきたいですね。
