加齢臭対策に役立つ食材にはどんなものがある？
加齢臭対策では、入浴やスプレー、洗濯などのアプローチも大事ですが、さらに重要なのが「体の内側からのケア」です。
体を作るのは毎日の食事であり、「食習慣の見直し」こそが、加齢臭対策の要となります。
体臭全般におすすめの食材もありますが、ここでは特に加齢臭の対策として摂りたい「抗酸化力が豊富な食材」を紹介します。
加齢臭は、皮脂腺の中で脂肪酸と過酸化脂質が酸化反応を起こすことで発生すると考えられます。
この説明の中に、過「酸化」脂質、「酸化」反応と、2つの「酸化」というワードが出てきました。
これらの酸化をブロックすることが加齢臭のケアにつながり、ブロックに必要なのが抗酸化力です。
酸化は常に体内で起こっていますが、元々備わっている抗酸化力でブロックすることができます。
しかし年齢を重ねるにつれて抗酸化力が少しずつ減少し、40代、50代となるとグッと下がって、酸化が起こりやすくなるのです。
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抗酸化力のある栄養素とは？
抗酸化力は食材にも備わっていて、これを食べることで抗酸化力を高めると、加齢臭対策につながります。
抗酸化物質が豊富な栄養素の代表格は、ビタミンCとEです。
ビタミンCが最も多く含まれるのは煎茶の茶葉で、100g当たり260mgです。
続いて焼きのり、味付けのりが200mgです。
この後は野菜や果物が続き、赤・黄ピーマン、ゆずの果皮、アセロラジュース、パセリ、芽キャベツ、レモンなどがあります。
食卓に取り入れやすい食材では、明太子、モロヘイヤ、ブロッコリー、ハム、かぶ、柿、キウィ、イチゴなどがあります。
ビタミンCは排泄が早いので、一度にたくさん食べるよりこまめに分けるのがコツです。
ビタミンEはより幅広い食材に含まれ、植物油や魚介類が目立ちます。
最も豊富なのは、ビタミンCと同じく煎茶の茶葉で65g、続いて唐辛子、アーモンド、抹茶の粉、べに花油、アンコウの肝やすじこに多く含まれます。
身近な食材では、いわし、たらこ、明太子、うなぎ、大根奈、カボチャ、とうもろこし油、菜種油があります。
βカロテン、ポリフェノール、アスタキサンチンもおすすめ
緑黄色野菜に豊富なβカロテンも、抗酸化力が高いと知られています。
やはり海苔類に豊富で、しそ、ニンジン、バジル、ほうれん草、春菊、大根、カボチャやメロンなどに多く含まれています。
同じく抗酸化力が豊富と言われるポリフェノールとは、様々な栄養の総称です。
なかでも緑茶や紅茶に豊富に含まれるカテキンや、チョコレートやココアのカカオポリフェノール、赤ワインのアントシアニンがおすすめです。
そして、ビタミンEの数百倍という高い抗酸化力を期待できる、アスタキサンチンも忘れないでください。
アスタキサンチンとは、エビやカニ、サケなど赤色の魚介類の色素物質です。
魚料理の時は、意識して赤色の食材を選んでみましょう。
加齢臭対策で第一に大切なのは、「栄養バランスのいい食事」です。
抗酸化力が豊富な食材をとり入れつつ、他の栄養もしっかり摂ることで、加齢臭が対策できるだけでなく、健康な体作りに役立つことでしょう。
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この記事を読まれた方にオススメの情報5選
加齢臭の原因となる脂肪酸・脂質の増加、酸化反応は、エイジングによって増加します。加齢臭対策では、特に40代以降に低下する「抗酸化力」を高めることが大切です。食事やサプリで抗酸化物質を補うことができます。
加齢臭対策では、脂質や油分、添加物の多い食べ物は避け、抗酸化力が高い食材、和食中心のメニューを選ぶのがおすすめです。食事時間、食事法では不規則な習慣を避けましょう。
加齢臭が出にくい体質を作るには、食事の見直しが欠かせません。脂質が多い食事を控え、抗酸化力の高い食材を取り入れること、和食中心にするのがポイントです。抗酸化力は加齢臭サプリで補うことができます。
加齢臭の原因はノネナールというにおい物質であり、ノネナールの発生を対策するには、脂肪酸や脂質を過剰にしないこと、抗酸化力を高めることが大切です。毎日の食事や運動、生活の仕方で対策することができます。
後頭部には皮脂腺が集中しているために、枕に加齢臭が沈着しやすいです。皮脂汚れにいい洗濯法でカバーを洗ったり、枕本体を清潔に保ちましょう。体の中からの加齢臭対策で、発生そのものを抑えることも大事です。
