加齢臭と男性ホルモンの関係
加齢臭の原因となるのが、ノネナールと呼ばれる物質で、年齢が進むと9-ヘキサデセン酸と呼ばれる脂肪酸が増加し、同時に過酸化脂質という物質も増えはじめます。
9-ヘキサデセン酸と過酸化脂質とが酸化する事により、発生するのがノネナールです。
この酸化は皮脂腺という場所で行われるため、皮脂腺が多く集まる箇所からは強く加齢臭が発生する事になります。
この皮脂腺を活発にするのが男性ホルモンです。
男性ホルモンは別名アンドロゲンといわれ、男性らしい体を作ったり、筋肉の発達や声変わりにも関係します。闘争心や攻撃力を高め、性欲を強める働きもあります。
男性ホルモンの働きをまとめると、「男らしく見えるために必要なホルモン」ということになります。
しかし、男性ホルモンには皮脂の量を増やす働きがあり、これが加齢臭の発生にも関係しているのです。(男性の方が顔の脂が多いのは、男性ホルモンにより皮脂が増えているためです。)
皮脂分泌が盛んになると、9-ヘキサデセン酸と過酸化脂質の分泌も盛んになるため、それに伴い加齢臭が強くなってしまうわけです。
女性の体の中でも男性ホルモンは分泌されていますが、女性ホルモンによってその分泌がかなり抑制されています。
そのため女性の体内で分泌されている男性ホルモンは男性と比較すると少なく、それが女性の加齢臭が少ない理由でもあります。
(女性ホルモンと加齢臭の関連性に関しての詳細はこちらのページで解説させて頂いておりますので、合わせてご参照下さい。)
ただし女性も閉経後は女性ホルモンが減少してきますので、男性ホルモンの活動が活発になり、皮脂腺の活動も活発になるため、加齢臭が発生しやすくなります。
妻から臭いと言われた方へ。サプリ1日2粒飲むだけ、最短7日間でスッキリ!無臭物語ジェントルエッセンスの詳細はこちら
無臭物語ジェントルエッセンスで悩みを解消した体験談を見てみる
男性ホルモンは皮脂の分泌を活性化する
男性に加齢臭がする人が多いのは、男性ホルモンの働きにも関係があります。
加齢臭が発生するのは、年齢を重ねると共に皮脂の中の9-ヘキサデセン酸が増加し、それが過酸化脂質によって酸化されたり、皮膚常在菌に分解されたりする事が原因です。
つまり、皮脂の量が少なければ、加齢臭もしなくなるのです。
ですが、男性ホルモンにはこの皮脂の分泌を活発にする働きがあります。
男性ホルモンはアンドロゲンとも呼ばれ、筋肉を発達させたり声変わりを起こしたりする働きがあります。
アンドロゲンはこのように男らしさというものにかかわりがあるのですが、さらに皮脂の分泌も活性化させてしまうのです。
皮脂の量が増えると、9-ヘキサデセン酸も増えますから、加齢臭が強くなるのです。
顔がてかっている人が男性に多いのも男性ホルモンの皮脂を分泌する働きによるものですし、加齢臭がきつい人が男性に多いのも男性ホルモンのせいなのです。
女性にも男性ホルモンはある
男性ホルモンは男性にしかないという訳ではありません。
女性にも男性ホルモンはありますし、男性にも女性ホルモンはあるのです。
それなのに女性に加齢臭がする人が少ないのは、女性には男性ホルモンの量が少ないことと、女性ホルモンに皮脂の分泌を抑える働きがあることが原因です。
ですが、女性も更年期や閉経後になるとホルモンのバランスが崩れて男性ホルモンの割合が大きくなってきます。
そのため、女性はその時期から加齢臭が発生するようになるのです。
とは言っても、女性の場合は女性ホルモンが減少することで相対的に男性ホルモンの割合が高くなり、その働きが前面に出て来るのですが、男性ホルモンの量自体は男性よりも少ないので、男性ほど加齢臭がひどくならない人が多いのです。
妻から臭いと言われた方へ。サプリ1日2粒飲むだけ、最短7日間でスッキリ!無臭物語ジェントルエッセンスの詳細はこちら
無臭物語ジェントルエッセンスで悩みを解消した体験談を見てみる
このページを読んだ人は、以下の記事も読んでいます。