ニオイの原因は皮脂にあり？
自分で気づくのがなかなか難しく、いつの間にか身にまとってしまっているかもしれない「加齢臭」。
妻や夫など、パートナーに「臭ってる？」と聞いてみるのもいいですが、「もしかして・・・」と思ったら、その原因を知り自分で予防に心がけることも大切です。
加齢臭は「皮脂」から発生しています。
では皮脂は余計なものなのか・・・というと、人間の体になくてはならない大切なものです。
皮脂と汗の水分が混ざることで膜を形成し、この膜が、外界の刺激や細菌の侵入から肌を守るといった「バリア機能」に加え、美肌に欠かせない「保湿機能」も担っています。
しかし問題は、年齢を重ねてちょうど中年期になると、皮脂のなかに増加する脂肪酸「9-ヘキサデセン酸（パルミトオレイン酸）」の存在です。
逆に、加齢によって減少するのが「活性酸素抑制効果」。
老化を促進してしまう活性酸素が増加することで、過酸化脂質が過剰に増えていきます。
その名のとおり「過剰な酸化」が進んでしまい、先の9-ヘキサデセン酸を酸化・分解します。
この化学反応によって「ノネナール」という物質が作られ、このノネナールがまさに加齢臭となっているのです。
したがって加齢臭を予防するためには、抗酸化＝酸化抑制効果を高めることが大切なのです。
よく「枕からおじさんの臭いがする」といいますが、これは首の周りなどに皮脂腺が多いこと、寝汗をかきやすいこと、昼よりも夜に皮脂の分泌量が多くなることが背景となり、臭いが発生しやすいためです。
また、皮脂腺の活性化には男性ホルモンが関係しており、女性よりも男性の加齢臭がきつくなるケースが多くなります。
そのほか、過剰なストレスや睡眠不足は酸化作用を高めてしまい、臭いをより強くするということが分かっています。
妻から臭いと言われた方へ。サプリ１日２粒飲むだけ、最短７日間でスッキリ！無臭物語ジェントルエッセンスの詳細はこちら
無臭物語ジェントルエッセンスで悩みを解消した体験談を見てみる
皮脂と加齢臭
加齢臭は、皮脂から発生します。皮脂とは、皮脂腺から分泌される脂肪などを含む液体で、皮脂腺細胞が内部で合成した分泌物が、細胞が崩壊したことによって皮脂腺内腔に放出されて外に出たものです。
実は、加齢臭の直接の原因はこの皮脂にあるのです。
年齢を重ねて40代前後になると、この皮脂の中に9-ヘキサデセン酸という物質が増加してくるのです。
この9-ヘキサデセン酸が体内の過酸化脂質によって酸化されたり、皮膚表面の皮膚常在菌によって分解されたりする事で加齢臭の原因物質のノネナールとなり、あのニオイが発生するのです。
なぜ加齢と共に皮脂の中に9-ヘキサデセン酸が増加するのかはまだ分かっていませんが、皮脂の分泌を抑えることが出来れば、加齢臭の原因を元から断つことが出来るのです。
皮脂の分泌を抑えるには
それでは、皮脂の分泌を抑えるにはどうすればいいのでしょうか。
実は、皮脂の分泌には男性ホルモンが影響しています。
皮脂は、男性ホルモンが皮脂腺を刺激する事で分泌されているのです。
加齢臭がする人や、顔にテカリがある人が女性よりも男性に多いのはこのためです。
女性でも男性ホルモンが多い人は、加齢臭や脂性肌になりやすくなります。
この男性ホルモンは、ストレスを受けて交感神経が優位になると、ストレスから体を守るためにたくさん生成されてしまいます。
ですから、出来るだけストレスを溜めないようにする事が、皮脂の分泌を抑えて加齢臭を改善する事につながるのです。
また、体を洗いすぎることも皮脂の分泌を促す事になってしまいます。
皮脂は加齢臭の原因になってしまうものですが、皮膚を守る役割も持っているのです。
そのため、体の表面の皮脂が少なくなり過ぎると、私たちの体は皮膚を守るために皮脂をせっせと分泌するようになります。
ですから、体の洗い過ぎを止める事も加齢臭防止に役立つのです。
妻から臭いと言われた方へ。サプリ１日２粒飲むだけ、最短７日間でスッキリ！無臭物語ジェントルエッセンスの詳細はこちら
無臭物語ジェントルエッセンスで悩みを解消した体験談を見てみる
このページを読んだ人は、以下の記事も読んでいます。
