しっかり加齢臭対策をしたのに、夕方になるとまた臭いが・・・
自宅でいろいろと加齢臭対策をしているのに、1日過ごして夕方になったらまた臭いが・・・という経験はありませんか？
せっかく努力をしているのに残念ですし、夜のお出かけが憂鬱になってしまいますよね。
どうして夕方に加齢臭が気になり始めるのかを考えてみると、皮脂の酸化が始まるまでの時間が影響していると考えられます。
皮脂腺で脂肪酸が酸化することで加齢臭が発生しますが、この酸化現象は、平均すると入浴後12時間ほどで起こり始めます。
したがって、朝7時にシャワーを浴びていたとしても、12時間後の夜7時には酸化が始まって、臭いが強まってくる傾向にあるのです。
ただしこれは平均的な数値であり、体質的に脂肪量が多い方や、酸化が促進される生活習慣を送っている方では、酸化開始時間はもっと早まり、夕方よりもさらに早くから嫌な臭いがしてしまうこともあります。
加齢臭のせいだけでなく、嫌な臭いの汗をかきやすい体質であるために生乾きの衣類のような臭いが発生しやすい場合に、午後にはその汗臭さと加齢臭とが一緒になって、体臭をより強めているケースもあります。
予防のためには、朝の入浴でもしっかり体の汚れを落とすように心がけたり、外出先ではボディー用の携帯デオドラントシートで体を拭く、といった方法もありますが、基本は加齢臭の発生自体を対策することが大切です。
ストレスを減らし、抗酸化作用の高い食材を取り入れるように心がけたり、脂質の少ないメニューを選んで軽い運動を継続することで体内の脂肪量を調整し、臭いが発生しにくい体をつくることができます。
その上で加齢臭対策グッズや体の中から酸化を防ぐサプリメントなども同時に利用して、夕方からも気持ちよく過ごせるようにしたいですね。
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朝も加齢臭が強まる可能性が
1日を活動的に過ごして、その結果夕方に体臭が強まってくるというのは分かる気がしますが、実は朝にも、加齢臭が強まりがちな要因はいくつも挙げられます。
加齢臭の原因は皮脂腺から発生するノネナールですが、皮脂は睡眠中にも盛んに分泌されています。
そのため、朝起きたら顔がテカっているという方は少なくないと思います。
皮脂が多いということは加齢臭も強まるということであり、朝の体臭が強まる一因になります。
就寝中の汗が寝具やパジャマによって蒸れて雑菌臭を強めたり、睡眠中に口のなかが乾燥して口臭が強まってしまう可能性もあります。
このような体臭・加齢臭が混ざり合って、朝の体臭を強くしてしまうのです。
加齢臭が気になるときには、朝もサッとシャワーを浴びて臭いや汗を洗い流したり、もちろん歯磨きもしっかりしましょう。
出来るだけ臭いを抑えてから出かけるようにすると気持ち良いですね。
夕方気になる体臭は疲労臭かも？
夕方に気になる体の臭いは、加齢臭が悪化しているだけでなく「疲労臭」が出ている可能性もあります。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、名前の通り疲労からおこる体臭です。
疲れやストレス、肥満や飲酒といった不摂生から、代謝や肝機能が低下して分解しきれないアンモニアが全身を巡り、毛穴や汗からツンとした臭いとなって漂うものです。
自分でも「忙しいな」と感じている時には、そんな疲労臭が発生して、周囲は「臭い」と感じているかもしれません。
当然、疲れは朝よりも夕方の方が増大するので、夕方により強く臭ってしまうことがあるのです。
加齢臭でも疲労臭でも、出来るだけ規則正しい生活リズムを心がけ、和食中心の栄養バランスがとれた食事を摂ること、軽い運動の習慣をつけることなど「健康的な生活」を意識することで対策が期待できます。
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