辛いニオイに悩むならタバコをやめるべき！その理由とは？
なかなか喫煙をやめられない方で「自分がタバコのせいで病気になっても構わない」と考えている方もいるかもしれません。
喫煙が肺がんをはじめとしたさまざまな病気の原因になることはご存知だと思いますが、自身の健康を損なうだけでなく、周囲の方にもストレスやダメージを与える可能性があります。
受動喫煙による直接的な健康被害のほか、一見関係がないように見えて深く関係しているのが「加齢臭」です。
タバコ臭いのと加齢臭とは全く別の臭いですが、喫煙は加齢臭を引き起こす大きな原因のひとつになっています。
タバコを1本吸うと、体内のビタミンCが25～100mg破壊されます。
これはレモン1個分に相当する量であり、1日1箱吸う方は、レモン20個分ものビタミンCを失っていることになります。
ビタミンCが失われると、体内の酸化（サビ・老化）を防ぐ「抗酸化作用」が失われます。
抗酸化作用は、年をとることによっても少しずつ失われていく機能ですが、喫煙によってその喪失に拍車がかかります。
体を酸化させる「活性酸素」が過剰になり、皮脂腺では脂質の酸化がどんどん進行して、加齢臭の元・ノネナールを大量に発生させてしまうのです。
過剰になった活性酸素は、どんどん細胞を傷つけて病気の原因にもなってしまいます。
タバコを吸うことによって体内に取り込まれる一酸化炭素にも脂肪分を酸化させる働きがあり、これも加齢臭の発生を助長しています。
喫煙の習慣が身についてしまっている方にとって、タバコを辞めるということは大変なことです。
しかしその「喫煙」の選択が、加齢臭を強め、喫煙臭とともに周囲の人を不快にしている可能性を考えてみてください。
加齢臭に悩むならまずは喫煙をやめて、さらに抗酸化作用を取り戻すための工夫をしてみてください。
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タバコは体の抗酸化作用を失わせる
タバコは吸っている時の煙も嫌なニオイがするものですが、その上加齢臭の原因にもなる事をご存知でしょうか。
加齢臭とタバコの間にも密接な関係があるのです。
タバコを一本吸うと、25～100㎎のビタミンCが破壊されると言われています。
これは、およそレモン1個分に相当する量になります。
ですから、タバコを一日一箱吸う人は、レモン20個分のビタミンCを失っている事になるのです。
毎日そんなにビタミンCを摂っている人はほとんどいないでしょう。
ビタミンCには抗酸化作用があります。
ビタミンCが失われるという事は、抗酸化作用も失われるということなのです。
抗酸化作用とは体内の活性酸素を除去する働きのことで、加齢臭の原因である過酸化脂質の発生を抑えることが出来ます。
ですから、加齢臭が気になる人には抗酸化作用のある食べ物を摂取することをおすすめしているのですが、タバコを吸うとこの抗酸化作用が失われるので、いくら抗酸化作用のある物を食べても無意味になってしまうのです。
タバコが活性酸素を増やす
活性酸素は、体内の脂質と結びついて加齢臭の原因となる過酸化脂質になってしまいます。
そのため、活性酸素を除去する抗酸化作用を失わせるタバコは加齢臭を悪化させるのですが、それ以外にもタバコ自体に活性酸素を増やしてしまう影響もあるのです。
タバコに含まれるタールやニコチン、一酸化炭素は活性酸素の素となります。
最近の実験によると、タバコを吸う時には活性酸素が発生しているのに、タバコの煙には活性酸素が含まれていないのだそうです。
つまり、発生した活性酸素は全て体内に取り込まれてしまっているということです。
この事実からも、タバコが加齢臭に悪影響を与える事がお分かりになるでしょう。
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