部屋のニオイ予防も忘れずに！
加齢臭について、よく「衣類が臭う」「枕が臭う」といった相談が見られます。
体から発生した臭いは、衣類やリネン類にも染み付いてしまうのです。
その臭いが長い時間充満すれば、壁紙など部屋全体にも加齢臭が染みついてしまいます。
自宅にずっといれば、臭いの変化がなく気づくことができませんが、外から部屋に入った時、臭いの変化に「あれ？」と気がつくはずです。
しかしそのまま放置していれば、自分自身の加齢臭に慣れてしまって、部屋の臭いまで気にならなくなってしまうかもしれません。
自宅に人を招くことになったとき、染みついた臭いを短時間で消すのは大変です。
また、室内に置いている洋服やカバン、帽子などにも臭いが染みついてしまって、それらを身につけて外出すれば、嫌な臭いもますます強くなってしまいます。
そのようなことがないように、体臭予防とともに、部屋の加齢臭予防も忘れないようにしてください。
おすすめの部屋の消臭グッズ
加齢臭は、本人の体だけでなく部屋にまでうつってしまいます。
加齢臭のニオイ物質は小さくて軽いため、室内に漂ってカーテンや壁紙などに付着してしまうからです。
そして、自分の加齢臭に気づかないように部屋の臭いにも本人は気づかないことが多いのです。
どうすれば部屋の臭いを取ることができるのでしょうか。
部屋の臭いをとるためにまず思いつくのは、空気清浄機ではないでしょうか。
最近では加齢臭にも効果ありと謳っている機種も増えていますから、こういった機械を利用してみましょう。
プラズマクラスター発生機やオゾン脱臭機などが効果があるようです。
最近ではコンパクトで安価なものも出回っているので、一度試してみるといいでしょう。
部屋の臭いを消すには消臭スプレーもよく使われますが、臭いを根本から取り去るというものではないので、効果は限定的になります。
しかし、最近では加齢臭用の消臭スプレーもありますから、それなら効果は期待できるでしょう。
お金をかけたくない、と思うなら部屋の空気を入れ替えるだけでも違ってきます。
今の住宅は密封性が高く、防寒・断熱には適していますが臭いはこもりやすいのです。
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消臭スプレーは加齢臭にも効果的？
手軽な臭い消しとして人気のある、ファブリーズをはじめとする消臭スプレーですがこれらは加齢臭の臭いにも効果があるのでしょうか。
例えば、ファブリーズのホームページには体臭にも効果を発揮します、と書いてありますがそこには加齢臭も含まれるのでしょうか。
消臭スプレーは、主に布製品などに吹きかけて使います。
その成分には消臭・除菌効果はありますが、洗浄効果はありません。
ですから、一時的ににおいを抑えることができたとしても、時間が経てばまた臭いがするようになってしまいます。
しかし、消臭スプレーの中には加齢臭の原因であるノネナールに効果がある成分を配合しているものもあります。
ノネナールを分解してにおいを抑えることができる成分は、タンニンです。
このタンニンを含んでいる消臭スプレーなら部屋についてしまった加齢臭の臭いを消すことができます。
加齢臭用の消臭スプレーと表示してある商品は、加齢臭の原因のノネナールに効果のある成分、タンニンを用いているものが多いので効果が期待できます。
消臭スプレーを購入する時には、含まれている成分を確認することが大切です。
そうすれば効果的な加齢臭対策を行うことができるでしょう。
部屋のニオイの元になるベッドシーツ、枕カバー、カーテンのおすすめ洗濯方法
ベッドシーツや枕カバー、カーテン等の布製品は加齢臭が付着しやすいため、すぐに臭くなってしまいます。
そして、厄介なことに加齢臭は普通に洗っただけではなかなか落ちてくれません。
そこで、効果的に加齢臭を落とす洗濯方法をお教えしましょう。
加齢臭の原因物質であるノネナールが染み込んでしまった布製品は、酸素系漂白剤を使って洗うと効果的です。
また、洗う時には水ではなく40～50℃程度のお湯を使いましょう。
また、肌の弱い人が液体の酸素系漂白剤を使用する時は、ゴム手袋を付けるようにしましょう。
まず、お湯に酸素系漂白剤をしみ抜きの分量だけ溶かします。
その後、臭いが気になる布製品をそのお湯に浸けて30分～2時間程度置いておきます。
その後、普通に洗濯機で洗濯して干せば加齢臭は取れています。
この方法は臭いが気になった時だけで大丈夫です。
普段からこまめに洗濯することを心がけましょう。
また、浸け置きが面倒な方は洗濯の時に酸素系漂白剤を一緒に入れるだけでも普通に洗濯するよりは効果があります。
洗えないカーペットやソファの消臭方法
洗えるものに加齢臭が染み付いてしまった場合は、酸素系漂白剤を使って洗うと加齢臭を落とすことができます。
それでは、洗えないカーペットやソファなどに加齢臭が染み付いた場合はどうすればいいのでしょうか。
加齢臭は足の臭いにも影響します。
カーペットはその臭いも吸い取ってしまいます。
また、カーペットの上で横になることがあると、より一層加齢臭がうつってしまいます。
ソファも加齢臭の染みついた衣服を着て座るものですから、臭いが気になります。
これを何とかするには重曹が効果的です。
重曹は加齢臭の原因物質を吸着してくれます。
方法は、カーペットやソファに重曹を粉末のまま全体にふりかけ、30分放置し、その後掃除機で重曹をきれいに吸い取れば、加齢臭を取ることができます。
あまり臭いがひどくなるとなかなか取れませんから、この方法をこまめに行い、加齢臭のしない部屋にしましょう。
畳の消臭方法
畳もカーペットと同様、加齢臭の臭いが染み付きやすいものです。
カーペットなら重曹を撒いて掃除機で吸い取れば臭いを取ることができますが、畳で同じことをやると畳が変色してしまいます。
古い畳なら多少はかまわないかもしれませんが、新しい畳が変色してしまうと泣きそうになりますよね。
畳に付いた加齢臭はどうやって取ればいいのでしょうか。
畳に付いた加齢臭を取るには酢を使います。
酢には殺菌効果がありますが、それが加齢臭にも効果的なのです。
まず、畳に掃除機をかけて表面のホコリや汚れを落とします。
畳の目に沿ってゆっくりとかけてください。
それから、5倍程度に薄めた酢に雑巾を浸けてしっかり絞り、畳の目に沿って雑巾をかけます。
同じ場所を何度もこすったりすると畳を傷めてしまいますから、注意してください。
また、畳の縁は素材によっては変色することがあるので拭かないようにしてください。
最後に乾いた雑巾で乾拭きをして完了です。
乾きにくい時はしばらく畳の上を歩かない方がいいでしょう。
この方法は、加齢臭対策だけでなく畳の表面に膜を作り、汚れを防止する効果もあります。
ただ、畳は基本的に水気を嫌いますからやり過ぎないようにしましょう。
加齢臭のニオイを元から抑えましょう
この記事では、部屋の加齢臭対策についてご紹介させていただきました。
しかし、部屋の加齢臭対策をしてニオイがしなくなっても、時間が経過すると再び加齢臭がする・・・という方が多いかと思います。
なぜならば、それはニオイを元から解決できていない為です。
いつまでもニオイの元が部屋にあると、また部屋に加齢臭が染みついてしまいます。
部屋の加齢臭対策も大切ですが、加齢臭をモトから解決し、部屋からも体からも加齢臭が出ないようにしましょう。
加齢臭を抑える為には、体の酸化を抑える事が非常に効果的です。
・有酸素運動
30分以上継続して続けることのできる運動のことです。
ジョギングやウォーキングなどがあります。
・食生活の見直し
肉や脂を避け、魚、野菜中心の食生活を心がけましょう。
抗酸化作用のある栄養素の摂取で酸化を抑える事ができます。
・サプリメントの活用
有酸素運動や食生活の見直しが難しい方はサプリメントの活用がおすすめです。
抗酸化作用のある栄養素を簡単に摂取する事ができます。
体の酸化を抑えて、ニオイの元から加齢臭を解決しましょう。
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この記事のまとめ
・部屋の消臭グッズでは、空気清浄器やプラズマクラスター発生機やオゾン脱臭機がおすすめです。
・消臭スプレーはノネナールに効果のあるタンニンが含まれているものを選びましょう。
・加齢臭は普通に洗っただけでは落ちないので、酵素系漂白剤とお湯を使用して漬け置きをしてから洗いましょう。
・洗えないカーペットやソファには重層を使用しましょう。
・畳には、お酢が効果的です。
・部屋の加齢臭対策と共に、体の加齢臭対策を行いましょう。
・加齢臭を抑える為には、有酸素運動、食生活の見直し、サプリメントの活用などがあります。
食生活の改善や有酸素運動などについて、さらに詳しく知りたい方は、その実際の方法を無料メールマガジンでもご紹介させて頂いておりますのでご参考になさってください。
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