加齢臭対策：洗濯物をどうするか？重曹の活用法など
このページは、ご主人の加齢臭に悩んでおられる奥様のためのページです。
「なかなか取れない洗濯物の加齢臭に対してどう対応していくか？」ということについて、その対処法をご紹介しています。
洗濯物のニオイを一気に落とすための様々なポイントや、加齢臭に有効な重曹の活用方法などについて、分かりやすくご紹介しています。
加齢臭がするようになったご主人の洗濯物の取り扱いについては、世の奥様方はかなり頭を悩ませているようです。
嫌な気持ちがするだけでなく、実際に他の洗濯物に臭いがうつってしまうこともあります。
特に、若い娘さんなどがいる家庭では、気を遣うのではないでしょうか？実際にご主人の洗濯物と他の洗濯物を分けている人も多いようです。
ただ、ご主人に洗濯物を分けて洗っていることが知られてしまうと、気まずいことになると思います。そのために我慢して一緒に洗っているという人もいるかもしれません。
しかし、自分の服にまで加齢臭が付いてしまうのはやはり嫌ですよね。
なぜ、加齢臭のニオイはなかなか取れないの？
加齢臭が染みついた衣服や枕カバー、シーツなどはなかなか普通に洗濯するだけでは取ることができません。
しかも、加齢臭が強くしみついた衣類を、他のものと一緒に洗濯してしまうと、ニオイが移ってしまう事もあります。
特に枕カバーは一晩中、皮脂の分泌の多い頭を支えているわけですから、臭いはかなりのものです。
これは、加齢臭の元となるノネナールという物質に原因があります。
ノネナールは油でできている物質なので、泥やホコリのように洗濯機で撹拌しても落ちません。
ノネナールが一度衣類に付いてしまうと、雑菌が繁殖してさらに臭いが強くなってしまいます。
そのままにしておくと脂が固まり、より一層臭いが落ちにくくなってしまいますから、できるだけ速やかに臭いの原因を取り除かなくてはいけません。
赤ちゃんがいる家庭ではおむつ用の洗剤を使ったり、育ち盛りのお子さんがいらっしゃれば泥汚れに強い洗剤を使ったりするでしょう。しかし、これらの洗剤は加齢臭には効果を発揮しません。
洗剤選びを間違っていることも、加齢臭が取れない原因になっているのです。
加齢臭を落とすためには脂質分解酵素が入っている洗剤を選ぶ必要があります。消臭効果のある成分には、カテキンや重曹、ポリフェノール、ミョウバンなどがあります。
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服にしみついた加齢臭を落とす２つの洗濯方法
さて、普通に洗濯しただけでは取れない加齢臭、どのようにすれば良いのでしょうか？
１つ目は、「漂白剤と洗剤を使う方法」があります。
まず、衣類の加齢臭が気になる部分に漂白剤を直付けし、洗剤を溶かした40℃くらいのお湯の中に浸します。
漂白剤には雑菌を除去する力がありますし、洗剤は落ちにくい臭いの元を落としてくれます。
30分から2時間程度浸けおきして、普通にほかの洗濯物と一緒に洗えば、きれいになります。
この際、きれいに洗うために洗剤の量を増やす人もいますが、それをやっても洗浄力はそれほど上がりませんし、すすぎでの泡残りの心配もあるのでおすすめできません。
２つ目は、「重曹を溶かした水に漬け込んでから選択するという方法」です。
２００ｍｌの水に重曹を小さじ１杯程度の割合で溶かした水に、３０分ほど浸けてから洗濯をするのも効果的です。重曹は消臭効果が高く加齢臭も抑えてくれます。
綿などの熱に強い繊維なら熱湯洗いという方法もあります。水と洗剤を鍋に入れて沸騰させ、弱火で分ほど煮るのです。そうすると、衣類に浸み込んだ脂分が溶け、雑菌も除去されるので臭いが落ちます。
なお、重曹はドラッグストアやスーパーなど、大抵のお店で手に入ります。
右の写真のような綺麗な白い粉で、人によっては加齢臭対策のために、ニオイが気になる洗濯物に直接付ける方もおられます。
重曹を洗濯に使用する際の注意点
次に、重曹を洗濯に使用する際の注意点をご紹介します。
主な注意点は３つあります。
まず大切なことは、工業用の重曹を使うことです。
重曹には医療用のものや食用のものもありますが、洗濯に適しているのはきめの粗い工業用の重曹です。間違えないようにしましょう。
また、合成洗剤より肌に優しいと言っても、肌が敏感な人が素手で触ると肌荒れが起きることもあります。使用する際にはビニール手袋などをしてください。
洗濯で使用する重曹は、精製度が低く溶けにくいため食用には適していません。
特に小さなお子様が誤って口に入れると体調を壊してしまうことがありますので、お子様の手の届かないところに保管するようにしましょう。
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加齢臭対策のために、奥様が出来ること
ここから先は、「加齢臭対策の洗濯物をどうするか・・・」というテーマから少し外れますが、大切な話です。洗濯物の消臭をすることも大切ですが、ご主人の加齢臭を元からブロックしていくたためのお手伝いをしてあげることも重要です。
加齢臭対策には、外面のケアと内面のケアがあります。
そのうち、奥様が大きな役割を果たせるのが内面のケアで、具体的には、食生活の改善です。
まず、毎日の食事から動物性脂肪を減らしましょう。動物性脂肪は皮脂腺を活発化させて体臭を強くしてしまいます。
また、体内の活性酸素が加齢臭の元となるノネナールを作り出しています。これを減らすために抗酸化力の強いビタミンCやE、ポリフェノールなどを含む食品を使用しましょう。
他にも、アルコールやタバコの管理を行ってあげることも大切です。
特にタバコは血行を悪くし、新陳代謝の妨げになるので加齢臭の原因になります。
禁煙を勧めてあげることも必要でしょう。
ストレスによっても加齢臭の原因のノネナールは増えてしまいます。お仕事などでご主人が疲れているようでしたら、奥様が優しく、心身両面からサポートしてあげてください。
加齢臭対策の食生活についての詳細は、こちらのページで分かりやすく解説していますので、興味のある方はご参照ください。
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