加齢臭は、遺伝するものなのでしょうか?
最近、若い女性の方から多く頂くご相談のひとつに、「加齢臭は遺伝するものなのでしょうか?」という内容があります。
なぜこのようなことを聞かれるのかとお聞きしたら、「お父さんの加齢臭が強いので、自分に遺伝してほしくない」ということがご相談の理由です。
そこで、この点に関して、お答えしたいと思います。
加齢臭という単語に関してまだ歴史が新しいので、その遺伝性に関しては未だ、はっきりしたことは報告されていません。
ただ、「わきが」に関しては50%の確率で遺伝すると言われていますから、体臭や加齢臭に関しても遺伝する傾向があるのかもしれません。
また、遺伝子レベルでどうかは分かりませんが、親と子供の食事の嗜好や食習慣は似ている傾向にあります。
家庭それぞれ、よく作るメニューや、同じメニューでも中身の食材が異なったり、食生活はその家庭によって多種多様です。
小さい時から、脂肪分、コレステロールの多い食事に慣れ親しんでいると、体内の脂肪酸が増えて、皮脂も増えますので、加齢臭が出やすい体質になると言えます。
また、加齢臭の原因となる運動不足に関しても同じようなことが考えられます。
子供は親の姿をよく見ているもので、休日などに親がお家でゴロゴロしているのを見ていると、大人はそういうものとして、子供の脳にインプットされていることがあり、その子が大人になったら同じように休日はお家でゴロゴロするかもしれません。
運動不足は、食べたものが燃焼されず内臓脂肪や皮下脂肪として蓄えられ、血中に放出され、それが汗や皮脂として分泌され、酸化し加齢臭の原因になるのです。
遺伝子レベルでの正確な情報はありませんが、親子で食習慣や生活習慣が似ることで、「親の加齢臭が強いと、子供にも同じようなことが起こる」という可能性はあると言えるでしょう。
もしこのページをご覧になられた人が、「お父さんの加齢臭が自分に遺伝するのかが不安」と思われているようでしたら、まずはご自身の食習慣や運動の習慣などを見直し、思い当たる点があれば、出来ることから変えていかれたらよいかと思います。
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臭いは必ず遺伝するものでもない?
確かに、血のつながりがある親子では遺伝によって似た部分が見られます。
容姿もそうですし、体内でのホルモンや分泌物質など様々な特徴が似ている場合があります。
健康診断では、親族の疾患履歴を聞かれることがありますよね。
しかし親子だからといって、全ての性質が遺伝するわけではありません。
特に加齢臭については、生活習慣・食習慣の影響が大きく、「父の加齢臭が強いから私も・・・」と必ずしも悲観する必要はないと言えます。
とはいえ、加齢臭が発生しやすい40代以降では特に、定期的に自分の体臭の具合をパートナーや家族にたずねてみるなど、チェックしておくと安心です。
体臭には一定の役割も
人間に限らず、体から発生するにおいが大切な役割を果たす場合があります。
例えば犬は、他の犬に会ったときに必ずお尻のにおいを嗅ぎあいます。
こうすることで、相手が敵か味方かを判断しているのです。
人間でも、安心できる家族の臭いを無意識に「好ましい」と感じることがあります。
例えばある実験で、娘は、色々な衣類のなかから父親の臭いがついた衣類を選ぶ確率がかなり高い、というデータが得られていたり、祖父母の家のにおいを「好き」と感じることが多かったりします。
父の臭いも祖父母の臭いも、加齢臭に通じるものです。
このような場合、加齢臭は不快な臭いというより「落ち着くにおい」と捉えられています。
一方で、年頃の娘が父親の加齢臭に嫌悪感を抱くのは、「成熟した親子が恋愛感情を持たないよう、遺伝子レベルに組み込まれた体臭の変化」ではないかという意見もあります。
安心できる体の臭いは大切かもしれませんが、これが悪習慣によって必要以上に不快な臭いになってしまっては、やはり困ります。
対策には、継続しやすいサプリメントなども検討してみてください。
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