加齢臭と腸内細菌は関係しているのですか?
腸内細菌をキレイにすることで腸の環境を整え、加齢臭対策に役立つというサプリメントが販売されています。
その関係からか、当社には「腸内細菌をキレイにすることで加齢臭を目立たなくできますか?」というご質問を頂くことが多いです。
また、「加齢臭は腸から発生しているのですか?」という質問も頻繁に頂きます。
加齢臭の原因となっているのは、「ノネナール」という物質で、皮膚の表面で脂肪酸が酸化することで発生します。
基本的に加齢臭の発生に関わっているのは、「酸化反応」であり、これは腸内細菌とは直接の因果関係はないと思います。
「加齢臭が腸から発生している」という噂は、おそらく体臭と加齢臭を混同されていることから発生しているのではないかと思います。
(体臭と加齢臭の違いに関しては、こちらのページで詳しく解説させて頂いておりますので、よろしければご参考下さい。)
確かに普通の体臭は、腸の中で発生した悪臭(インドールやスカトールなど)が体外に排出されることが1つの原因となっていますので、腸内細菌との関係性があると思います。
加齢臭対策の基本は、「体内でノネナールが発生する元となる酸化をブロックする」ということになります。
そのためには、食生活を改善したり、有酸素運動をしたり、酸化に対抗する栄養素を摂取したりなど・・・毎日の生活のスタイルを変えていくことが第一歩になってきます。
ご自分のニオイが体臭であるのか、それとも加齢臭であるのかを判別し、それぞれにふさわしい対策をとっていくことが、加齢臭対策にとっては非常に重要なことだと思います。
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どうやって見分ける?加齢臭と腸からの臭い
体臭に対して、対処法にとどまらず根本的な解決を目指すならば、その臭いの原因は何なのかできるだけはっきりとさせてから、対策に取り組む必要があります。
では、腸内細菌の影響で起こる体臭と加齢臭とでは、どのような見分け方があるでしょうか?
腸内細菌のバランスが崩れて起こる臭いは、一般的に「便のような臭い」「腐敗臭」と表現されます。
特定の場所が臭うというよりも、体全体からの臭いや口臭のなかでこのような臭いが感じられる場合、さらには便秘気味などお腹の調子が悪い場合には、腸内細菌の影響を疑います。
一方加齢臭は、古本、チーズ、ろうそくの臭いと例えられ、独特のカビ臭さが特徴です。
発生場所は皮脂腺なので、皮脂腺のない手のひら、足の裏以外ならどこでも発生する可能性はありますが、特に集中しているのは上半身、なかでも耳の裏や顔のTゾーンなどです。
左右どちらでもいいですが、人差し指の腹で耳の裏をこすって、その臭いを嗅いでみてください。
このときに先に挙げたようなカビのような臭いがあれば、加齢臭が発生していると考えられます。
大切なのは腸内細菌のバランス
小腸から大腸にかけて、約100種類、100兆個も存在する腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つに大きく分けられ、これらの働きで免疫力の約70%を作り出すという大切な役割を担います。
肝心なのはそのバランスです。
腸内細菌のバランスを整えるには、善玉菌を増やすような食事や、適度な運動習慣、十分な睡眠、ストレスを抑えた規則正しい生活リズムが大切です。
こういった心がけは、加齢臭対策とも重なる部分があります。
体臭は、いくつかの臭いが同時に発生することも多いものです。
まずはどんな臭いが発生しているのか、客観的に観察してみてください。
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