生の食材が加齢臭対策に役立つ！
加齢臭の元となっているのはノネナールという成分です。皮脂腺から分泌された９－ヘキサデセン酸と過酸化脂質が酸化分解され、ノネナールに変化すると加齢臭が発生します。
このうち活性化脂質は、体内で活性酸素が脂質と結びついて発生します。
活性酸素は、様々な物質に対して非特異的な化学反応をもたらすだけでなく、細胞を傷つけるため、様々な病気を引き起こし、老化の原因にもなり、加齢臭だけでなく体にも有害ともいえる物質なのです。
そこで活性酸素を減らす、抗酸化作用の成分を含む食べ物などを意識して摂取するようにするだけで、加齢臭の予防に繋がってきます。具体的に抗酸化作用があるものというと、アキスタンチン・ビタミンＣ・ビタミンＥ・リコピン・ポリフェノール・イソフラボン・ベータカロテン・αリポ酸・カテキン・コエンザイムＱ１０・活性水素・白金ナノコロイド等があります。
これらは野菜や果物に含まれるものが多いため、果物や緑黄色野菜をしっかりと摂取することで抗酸化作用が発揮されます。
また、野菜を食べることと同じくらい効果が期待できるのは生の食材を食べるということです。
生の食材には酵素がたくさん含まれており、体の中の活性酸素に対抗したり、体を元気にするのに役立ちます。
そして生のままの食材を摂ると、ビタミンなどの栄養素を分解されずに摂取することができます。
また生のサーモンには強い抗酸化作用を持つアスタキサンチンが豊富に含まれています。
サケが川を上って産卵するためのエネルギーはアスタキサンチンの力であると言われています。
ミス・ユニバースのエリカアンジェルがアンチエイジング目的でサーモンを愛用していたことからも、サーモンの実力が評価できます。
ただし生の野菜などには農薬が付いておりこともあります。農薬の害により、体の中で活性酸素が発生してしまいますので、生で食べることが逆効果になってしまいます。
ですから、食材をしっかりと洗って食べることが大切です。
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酵素の抗酸化力
加齢臭を軽減するためには、加齢臭の原因の一つである活性酸素を減らす事が大切です。
活性酸素を減らす事が出来る抗酸化物質としては、ビタミンCやビタミンE、アスタキサンチン、ポリフェノールなどが挙げられますが、酵素も活性酸素を除去する力を持っているのです。
活性酸素を除去する力を持った酵素は、正確にはSuper Oxide Dismutase（SOD）酵素と呼ばれ、私たちの体にもともと存在している酵素です。このSOD酵素が体の老化を防いでくれているのですが、この酵素は、一生のうちに作る事が出来る量は決まっていると言われています。年齢を重ねると共に、体内のSOD酵素の数は減っていき、そのためにどんどん老化していってしまうのです。
また、SOD酵素が減る事で活性酸素が体内の増加してしまうので、加齢臭も強くなります。
熱に弱い酵素
SOD酵素が体内で作られなくなってしまったら、それを体外から補充してあげる必要があります。
ですが、酵素はとてもデリケートな成分なので、熱を加えると簡単に壊れてしまうのです。酵素が破壊される温度は50～70℃と言われているので、加熱調理をするとほとんどの酵素が破壊されてしまう事になります。だから、生の食材が加齢臭対策に役に立つのです。
ダイエット用の酵素ドリンクなども発売されていますが、それらも加熱処理をしていないものでなければ効果が期待できないのです。酵素を体内に効率よく補充するためにも、生の食材を摂取するようにしましょう。
また、酵素だけでなく、抗酸化力の高いビタミンCや脂肪の燃焼を助けるビタミンB群、体内の老廃物を排泄するカリウムなどの栄養分も熱に弱い成分なので、出来るだけ生の食材を摂取する事で加齢臭を抑えるこれらの成分を効率よく摂取する事が出来るのです。
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