気になるなら食事でのお肉を減らそう！
加齢臭を体の内側から予防する方法のひとつが「食事の改善」です。
臭いが気になっているのに、ついつい肉食中心の食生活を送っていませんか？
このような食事が、体臭を強くしてしまう大きな原因となっているのです。
本人が意識していなくても、実は摂った食物の匂いは体臭となってにじみだして、体の臭いを目立たせてしまっています。
例えば豚肉をたくさん食べる人からは、豚肉のような体臭がするのです。
同じような原理で東南アジアでは、蚊が嫌うレモングラスなどのハーブを多く食べることで、体臭をハーブの香りにして、蚊よけをしているそうですよ。
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肉食が加齢臭を強める
加齢臭は、皮脂腺に溜まった脂肪酸と過酸化脂質が「酸化反応」を起こすことで引き起こされます。
肉には脂がたくさん含まれており、一定量の脂質を摂取することは体にとって必要ですが、過剰に摂取された脂が問題となるのです。
脂分は酸化しやすく、余分な脂が皮脂腺で酸化すること、さらには肉が体内の活性酸素の手助けをしてしまう事によって、加齢臭がより目立ってしまいます。
ですので、食事での肉を減らすことが加齢臭対策に役立つのです。
確かに肉は美味しいですし、魚に比べると調理も簡単です。
西洋風の食事が定着してきた日本では、肉なしでの食生活を送るのは簡単なことではないでしょう。
まったく肉を食べてはいけない、という訳ではありません。
食べ過ぎる事がいけないのです。
肉を減らす工夫をしよう
肉が好きな人は多いでしょう。
肉に含まれる動物性脂肪は、脳に美味しいという信号を送るのです。
ですが、加齢臭を目立たなくしたいならば、肉の摂取を減らすことが必要になってきます。
ただ、食事でストレスを感じると、それも加齢臭のもとになりますし、仕事や勉強に集中できなくなる恐れもあります。
そこで、出来るだけストレスを感じないように肉を減らす工夫をしましょう。
例えば、さいころステーキにして食べる際に、肉の量を半分にして角切りにしたこんにゃくを混ぜてみる、という方法があります。
しっかりたれに絡めて焼けば、こんにゃくにも味が染み込みますし、肉との食感の違いを楽しむ事も出来ます。
こんにゃくには脂肪の吸収を防ぐ食物繊維が豊富に含まれていますから、一石二鳥の効果が期待できるのです。
加齢臭を目立たなくしたい場合には、肉を少なめにし、抗酸化作用をもつ成分が多く含まれる野菜や果物、青魚を中心としたメニューを選ぶのがおすすめです。
自宅での食事で取り入れるように気をつけたり、外食では肉よりも魚や野菜をメインに選ぶようにしてください。
こういった食事の姿勢は、実は昔の日本食に通じます。
和食だけを摂っていた日本には「加齢臭」は存在しませんでした。
近代化によって西洋の食事を摂る機会が多くなり、肉食が増えて、食品における脂質量が増加しました。
これらの食事の変化によって体の臭いが強くなり、体臭に悩む人を増やすこととなったのです。
野菜・果物・魚を中心とした食生活は、体臭を予防するだけでなく、現代人が注意すべき「生活習慣病」の予防にもつながり、一石二鳥なのです。
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